方言チャートTOP > 方言リレー
同じフレーズでも地域によって様々な表現があります。そんな方言の豊かさを、動画でつないだのが方言リレーです。各地の方言の話し手が肉声というバトンによってふるさとをつないでいきます。
方言チャートは公開以来、延べ1000万人以上の方々に楽しんでいただきました。当たったはずれたという結果だけでなく、ひとつひとつの質問に答えながら自らの出身地へと誘われていくうちに、故郷に思いを馳せることができた、あるいは、自らのアイデンティティを再認識できたといった反響もありました。
方言チャートが、出身地という点としての方言に焦点を当てたのに対し、方言リレーは、その点と点とをつなぎ、話し言葉である方言本来の発音やイントネーションを味わってもらうことを目的としています。
短いフレーズなので、ある時は東北の方言で謝ったり、ある時は関西の方言で怒ったり、ある時は博多の方言で感心したり…と、気に入った地域のフレーズを真似てみるのも面白いかもしれません。
動画の撮影・採集は、3,4年で構成する篠崎ゼミの候補生、すなわち2年生の篠崎ゼミジュニアのメンバーが担当しました。学内や学外の友だち、あるいは故郷の家族や知人に頼んで、話してもらったものです。映像的な未熟さはご愛嬌ということで…。
「方言チャート」とは別の観点から方言の魅力を味わっていただければと思います。